2007年1月14日(日) UWAI STATION
Zepp Fukuoka大会観戦記

投稿者:ふ〜ちゃん さん

観衆:800人


2007・1・14は福岡市内で博多スターレーンでのプロレスリングNOAHとZepp FukuokaでのUWAI STATIONの興行が見事にバッティング。

私は当初、佐賀市で行われるゴスペラーズのコンサートを観に行くつもりでチケットも持っていたのですが、NOAHはSUWAが思い出の地博多での試合はこれで最後、また私自身SUWAのファイトを観れるのが最後になる可能性が高い、上井駅は私的に非常にそそられる対戦カードが並んでたという事で、この3つに非常に悩みました。

開催日2日前に上井駅に行こう!と思い立ち、急いでゴスペラーズのチケットの譲り先を探し、上井駅を選択しました。



上井駅に行く事を決めたのはいいけど、会場に行くまでチケット料金すら全く分からない・・・。
実はこの興行は、北九州を本拠地にプロレス団体(格闘技団体と言ったほうがいいかもしれないか)TEAM POWERの無法松力が当地福岡での上井駅の誘致開催に尽力して実現した興行で、彼らの本拠地の北九州周辺では宣伝・チケット販売などをしてたのですが、今回の興行が開催される福岡市内ではポスターすら全く見られなかったし、全く宣伝せずにいたようで、チケット料金や前売り券販売所など全く分かりませんでしたw

会場で初めて、チケット料金を確認。S席7000円〜立ち見4000円。全席1万円とかだったら、どうしようかと思ったw
当日券売り場で立見席を購入し、会場の壁に貼られている告知ポスターを眺めていたら、柴田、高山、鈴木みのる、スコットノートン、ブルーウルフなどこれまで上井駅のリングに上がった選手たちの写真・・・
まあ、ポスターに掲載されてる選手の大半が今日の試合には出場致しませんがw

会場に入ると、ロビーで福岡市にあるバー「LEG LOCK福岡」のスタッフが上井駅グッズのポスター(300円)と上井駅長Tシャツ(3500円だったかな?)を販売のお手伝いされてました。何でも昨日、上井さんがLEG LOCKに来てたようです。
上井さんも駅長服で、客席にいるスポンサーの方や、有名人の方に挨拶に行ったりと会場内を駆けずり回ってました。ちなみにこの日は、元ジュニアバンタム級チャンピオン鬼塚勝也氏、元プロ野球捕手のドカベン香川伸行氏、TEAM ROKEN主宰している総合格闘家・鬼木貴典選手などの姿がありました。

この日の試合は第1部はTEAM POWERや毛利道場の選手を中心に格闘技戦全5試合、第2部はプロレスの試合全7試合行われました。第1部開始前にTHE BLUE HEARTSの『TRAIN TRAIN』で上井駅長入場!そして出発挨拶。のっけからアツい挨拶。もちろん締めは「只今よりプロレス夢列車、福岡号出発致します!!」ポッポー



格闘技戦は割愛し、第2部のプロレスの試合の模様を・・・

第1号車.△ドン荒川〔15分時間切れ〕泉州力△
パワーホールで入場の泉州さん、長州そっくりな風貌に場内笑いが漏れる。荒川さんはいつものテーマ曲の途中で志村けんさんと研ナオコのプチシルマのCM曲が流れ、場内爆笑。
試合の方は泉州さん、大大大先輩の荒川さんに遠慮した?やりにくそう。決め手が無いまま、最後はリキラリアットにきた所を、荒川が脇固めで切り返した所で時間切れ。
泉州さん、本当に長州さんにそっくりですが、すべての技に迫力と威力がない。当たり前ですが、オマージュレスラーはそこまで真似できないか。やはり長州さんは凄い。

第2号車.○健心〔7:50北斗ボム→体固め〕菅原伊織×
菅原は二周り?以上の体格差のある健心に対し、蹴りで勝負。健心は蹴りを受けまくり、重いチョップで返す。チョップと蹴りの打ち合いという事で、場内が沸く。
最後は健心がラリアット→北斗ボムと繋ぎ、完勝。
健心も泉州と同じくオマージュレスラーだが泉州に比べて、断然本物に近い。

第3号車.○エンセン井上〔3:50腕ひしぎ逆十字固め〕出田源貴×
特に感想無いけど、エンセン井上が強過ぎる。対戦相手の出田は体のサイズは引けを取らないけど、お腹が出てたなあ。

第4号車.メカ最強決定戦2ND
○メカマミー〔8:50ロケットパンチ→体固め〕上井28号×
前回12・30後楽園ホール大会の初対決は上井28号がメカマミーに勝ち。
試合前に、どう考えても上井駅長と同一人物にしか見えない上井の兄で、下関で上井設備を営む上井修二氏が登場。
「電気ですかーっ!電気があれば何でも出来る。電気があればメカマミーでも倒せる。俺が作ったメカの中のメカUWAI28号、出て来いやぁーっ!」と上井28号を呼び込む。
そして「前回出した山手線内回し(ドラゴンスクリュー)と共に、今回は外回し(ジャイアントスイング)も投入し、メカマミーをやっつける」と宣言。
試合が始めると東京→福岡の長距離輸送の影響で上井28号の調子悪くらしく、誤って和田良覚レフェリーを襲撃したりしてる間にメカマミーの攻撃を受け続ける。なんとかメカマミーの攻撃を耐え抜いた28号。
前回後楽園同様に修二氏は観客に「皆さん、やってほしい技があったら、どんどん言って下さい。28号はなんでも出来ます!」と技のリクエストを募り、28号にリクエストされた技をやらせる。
そして前回は拒否した「ムーンサルトプレス」のリクエストだが、場内の「28号」コールに気を良くした?28号はトップロープに登り始めたが、トップに上がった所で、そのまま降りてしまい、場内は「えーー・・・」
試合前に修二氏が予告していた山手線外回し(ジャイアントスイング)の体制に入った28号。3回転した所でフラフラに。場内は、再び「えーー・・・」
28号がフラフラしている隙を突いたメカマミーは秘薬(パウダー)で、28号の目を潰し、テレポーテーションで2階席へ移動(私の目の前を通って、客席のドアを開け通路にへ向かったが)。2階席バルコニーから1階席の28号目掛け放ったメカフィスト(ロケットパンチ)が見事にヒット!
メカフィストをまともに受けた28号、いつの間にか1階にテレポートしてきた(私の目の前を通って、戻ってきたが)メカマミーは28号の駅帽を奪い取った。
駅帽を被われ動けなくなった28号に対して、再びメカフィストを浴びせ3カウント。メカマミー前回の雪辱を晴らす。
奪った駅帽を被り敬礼ポーズを決めたメカマミーは上機嫌で退場。
魂である駅帽を奪われ、動けずに敗れた28号を、運ぶために担架代わりの机に乗せた修二氏は次回2・9後楽園ホール大会でメカマミーに奪われた28号の帽子を取り返すと誓う。



休憩明けに特別ゲスト・俳優の中尾明慶さんがリングで挨拶と映画の告知。映画で共演した事もある無法松力選手の激励と、自らミット打ちも披露。


第5号車.○無法松力、小川栄司〔反則(レフェリー暴行)〕小原道由、後藤達俊×
試合前に、北九州から来場している熱心なHOMEの大声援を受ける無法松が小原後藤組に対し「おい!俺は柴田とやりてえつってんだろ!なんで小原と後藤なんだ?」このマイクに後藤と小原が無法松組に襲い掛かり、乱闘で試合スタート。
場外でも、リング上でも、ラフファイトでも、テクニックでも、コンビネーションでも完璧に圧倒するマッドドッグス。無法松も130sの体重を生かした重い蹴りで反撃を試みるも、小原後藤を急所蹴りで切り返され、単発に終わる。最後は後藤小原がレフェリーを暴行で反則負け。
小原はいきり立つ無法松に対し「この貪百姓!納得出来ねぇなら、東京に来いよ!」と挑発し、場外から椅子をリング上に投げまくる。
無法松も「お前は武器がないと駄目なんだろ。来月(2・9)、後楽園で待ってろよ!」

北九州の暴れん坊・無法松力、全国に名を売るチャンス到来?



第6号車.獣神サンダーライガー、×毛利昭彦〔首固め〕アステカ○、KAZE

全国区の人気のライガーと前試合の無法松と同じくHOMEの北九州や山口からやってきたファンから大声援を受ける毛利。AWAYにやってきたヒールとしてブーイングを受けるアステカとKAZE・・・。(毛利道場は北九州山口を拠点活動して格闘技団体で、アステカとKAZEが所属する華☆激は福岡市を本拠に置く団体だが・・・・)
なお、毛利とKAZEはclub DEEP福岡大会で、対戦経験あり。総合ルールで毛利は、相手に何もさせずに圧勝。KAZEにとって今回はその時の復讐を果たしたいところ。

試合の大半は上井駅12・30後楽園ホールvs飯伏幸太戦以来、プロレスの2試合目の毛利が、ラフ攻撃を織り交ぜてくるアステカとKAZEに対し、長い時間ローンバトルを強いられる展開。
イライラが続きライガーはカットの際に「しっかりしろ!毛利!」とストンピングして喝を入れたり、場内に「毛利」コールを促したりと、反撃への後押しをする。
毛利は得意の蹴りや初公開?の原爆固めで反撃をするも、最後はアステカへの蹴りを掴まれて、丸め込まれてフォール負け。
試合後、毛利は「お前ら、格闘技でこんな勝ち方(丸め技)でいいのか?納得いかねえよ!もう一回やらせろ!」と要求に対し、アステカは「プロレスという格闘技はココ(頭)も使うんだよ。華激の会場に来いよ。」と返答。

北九州の毛利は線が細いながら、素晴らしかった。ただ受身が見てて、若干不安でしたが。

なお、去年2月の柴田勝頼の両国大会ドタキャンによる新日本プロレスと上井氏の絶縁状態は今でも続いていて、今回のライガー参戦はプロモーターの無法松からの個人的に参戦オファーを受けて、それに対し新日本のOKが出たので出場しただけで、新日本と上井氏は和解はしてないそうです。


第7号車.○村浜武洋〔8:20垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め〕浜中和宏×

K-1 MAXやヴァールトゥードにも出た経験を持つ村浜、PRIDEに出た経験を持つ浜中の一戦。
村浜一昨年、大阪プロレスを退団し、ZERO-ONE MAXに移籍した村浜。結局体調不良が続き、ほとんど試合をする事無くZERO-ONE退団となりましたが、今回が復帰戦。(本当は中止になった去年10月の上井駅旗揚げ戦に参戦予定でしたが。)

プロレスは前回の上井駅に続いて2試合目だが、体重で25kgくらい勝る浜中のアマレス仕込みの投げを次々に繰り出すのを見て、ふとゲーリーオブライトを思い出した。
ボールのようにポンポンと投げられた村浜だが、冷静に反撃の機会を覗い、キックで反撃。最後は垂直落下式ブレーンバスターで叩き落し、村浜の逆転勝ち。最後のブレーンバスターで浜中は失神、担架で控え室へ。

試合後の上井駅長の挨拶で、「村浜選手は来月にはアメリカで総合格闘技戦出場いたします。また再びK-1 MAXの出場も目指してます。」「無法松選手、次回後楽園で対戦カードを空けて待ってます。小原選手と一騎打ちでも何でもやって下さい!」「今回は北九州の格闘家の魂も見せていただきました!」 「次回UWAI STATIONはよりバージョンアップして、また福岡に戻って参ります!その時はまたご乗車をお願い致します!」



文章で長々と書きましたが、うまく伝わらないかな〜。
今回、客席に椅子を並べた場合700人くらい入るZepp福岡の1階席が8〜9割は埋まってました。100人くらい入る2階席は最初開放してなかったのか数えられるくらいの入りでしたが。

北九州からやってきた格闘技ファンは物凄くアツく、私もそれに吊られるようにヒートしたし、第1部、第2部共に試合内容も素晴らしく、盛り上がりも凄かったし、北九州のローカル格闘技団体と地方初進出の上井駅のコラボレーションは大成功だったと思います。
また、上井駅にもローカルレスラーや格闘家中心でもいいから、また福岡に来てほしいし、その際はまた乗車したいと思います。それどころか、機会があったら、後楽園ホールへも遠征したいとも思いました。

でも、今回みたいにどこかの団体と日程が被せたり、開催する土地で全く宣伝しないのは、ハッキリ言って勘弁して欲しいな。


以上、ローカルだらけの観戦記、終わります。



勝負タイムは分かる範囲で大体これくらい?っていう適当な数字なんで正確な勝負タイムが知りたい方は、週プロの記者さんも来てたし、多分週プロモバイルに結果出てますんで、そっちを参照下さいw
フィニッシュホールドは全部あってるはずです。

私的ベストバウトはメインの村浜vs浜中。村浜のコンディションが予想以上に悪くなくて良かったです。
気になる選手は毛利を挙げさせてもらいます。

とにかく意外に大当たりの興行でした。