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2006年1月24日 RING SOUL「新宿カス野郎プロレスvol.1」
新宿FACE大会観戦記 |
観衆:500人
本日はRing Soul Liveという興行へ観戦。この興行はRing Soulという
神戸にあるプロレスカフェが主催する大会。VMが主な協力者のようです。
この興行は「生」にこだわっているらしく映像やビデオを一切残さないとの事。
それ故、チケットを買う価値も幾分増すかも知れませんね。
今宵の会場は新宿FACE、自身初となるのですがキャパは500人、
交通の便が良い新宿に位置しているなどの理由からインディ団体、
女子プロ団体の間で聖地となりつつある、以前から注目していた会場です。
会場入りして見ると、小さいだけあってどの座席からでもリング上が見やすい、
優良な会場と言えます。ただドリンク代500円というのは解せない..。
自分は指定された北側へ移動。東側にはスクリーンが設置されていたりと中々の装備。
南側には3000円のカス席というチケットを購入した立ち見客も出るなど仰けから満員状態。
少し入場整備に手間取っていたのは今後の課題でしょうかね。
予定より10分遅れでようやく会場が暗転します。ラップ曲が鳴り響くと
YASSHIが歌いながら入場。YASSHIは観客を煽りながら自作で新曲となる
ラップを披露しますが観客はあまりノッていない様子。
唄い終わったYASSHIが一拍間を置き、「本日は...」と挨拶し始めると会場爆笑。
いつもと違う改まった態度に観客大受けでしたが、そんなの長く続くはずもなく
いつものYASSHIへ。YASSHI曰く、今宵の主役とRing Soulのオーナー・藤永氏を
リング上に呼びこみます。藤永氏は大勢の観客に驚いている様子。一方YASSHIは立ち見客に向かって
「このカス席!カス席が〜!」と挑発して観客を煽ります。そしていよいよ試合開始!
第一試合
雷斗、ラッセ、○義経対清水●、小幡、マンゴー福田初戦はK-DOJO選抜チーム対みちのく選抜チームの対決のようです。
勉強不足故に選手の事がよく分かりません..。ただラッセとマンゴーはリアルジャパンで一度見ましたね。
雷斗、ラッセ、義経らは全員マスクマン。清水、小幡は普通のレスラー。マンゴーを除くこの5人は
完全なJrの選手。なので試合も当然Jrの飛んだり跳ねたりの試合になって行きます。キレの良い動きをしていたのは義経とマンゴー。飛び技にせよロープワークにせよ
義経は他の選手とは一線を画していたように見えました。一方のマンゴーは身体の大きさを利用した
攻撃で対戦相手を圧倒。他の4選手はぎこちない動きで、あまり見栄えが良くなかった印象です。最後はマスクマンチームのラッセ、ライトが同時に450℃スプラッシュを、
そして義経が見事なシューティングスタープレスを清水に決めて勝利を奪います。
持ち前の良さを発揮できなかった選手が多い試合だったような..、という感想です。
第2試合
マスクド・ポコチン対タイガー・A・木原正体不明のマスクマンのマスポコと全日本のリングアナである木原の対決。
マスポコ入場時、リングアナが観客へワキガの臭いに注意するように促します。
どうやら悪臭というオプションを付けたレスラーのようです。対する木原の入場。
どこかで聞き覚えのあるテーマだと思っていたら、これは武藤の入場テーマ。
入場してきたレスラーは武藤..のそっくりさん。身長は低いのですが体型は似ていたので会場からも笑いが漏れます。試合開始、木原は歩き方といい、まず指から相手の動きを探る仕草といい武藤ムーブで盛り上げます。
神無月に勝るとも劣らない物真似ぶりです。そしていざ両者組み合おうとすると、
マスポコの悪臭が木原を急襲。溜まらず後退しレフェリーに抗議する木原。
マスポコ自身は一切認めませんでしたが、仕方なしにレフェリーはマスポコに消臭剤を噴射。試合再開。この試合終始目立っていたのは木原。攻撃に関してはやはり徹底して武藤の技を展開、
低空ドロップキック、ドラゴンスクリューから足の四の字の黄金パターンは当然として、
フライングメイヤー→ブラッシングエルボーの動きまで本物には及ばないなりにも披露、観客も拍手!
受けに回った場合でも、腕を取られつつ会場四方へラブポーズを決めたり、
打撃をもらった時は武藤そっくりのうめき声まで上げるなど中々のレベルの高さ。時間の経過と共に悪臭を復活させたマスポコはドラゴンスリーバーなどで木原を追いつめますが、
木原のスペースローリングエルボー→フェイスクラッシャー→シャイニングウィザートの必殺コンボの前に敗北。
完全にお笑い試合だったのですが、爆笑というよりかは微笑の試合。もう一段階盛り上がって欲しかった試合。
第三試合
○カズvsパイナップル華井●馴染み深いカズが入場すると漸く会場の熱が上がってきたように感じます。
試合開始直後はじっくりとしたレスリングの攻防が展開されます。
しかしカズが華井に場外プランチャを決めてからは一方的なカズペース。カズは逆エビ固め、ショルダースルー、弓矢固めと、確実に華井の
体力を奪って行く攻撃を加えていきます。危なげが全くなし。
そこで華井はカズの手に噛み付く事で何とか劣勢を跳ね返そうと奮起。
華井はラフ攻撃を交えた腕攻めへと移行、しかしウラカン・ラナを
逆にパワーボムで返されたりと、どうしても主導権をカズから奪う事ができません。垂直落下気味のブレンバスターを放ったカズは更に追撃を狙いますが
ここで華井は急所攻撃、悶絶するカズへスワンダイブ式のラリアットで反撃にでます。
ここぞとばかりに華井はマウンテンボム、リストクラッチ式のブルーサンダー、
変形の丸め込みと畳み掛けますがカズは全てカウント2でクリアします。華井の猛攻を受けたカズ、しかし華井の勢いを止めるWA4で一気に形成逆転。
先ほどまでの劣勢のシーンが追いつめられていたと言うよりも
敢えて華井に見せ場を与えていたと思えるぐらいの余裕ぶり。役者の違いでしょうか?
最後は必殺・ファイナルカットで華井を撃沈。この試合はカズの横綱相撲でしたね。
第四試合
金丸○、TAKAvs近藤、YASSHI●休憩後のセミとなる試合。最後に入場してきたのはノアの金丸。
他の3選手に比べ会場からは一際大きな拍手!この試合に対する期待の表れでしょうか。
金丸を指差し挑発する近藤。敢えて金丸も挑発に乗って戦陣を切りますが
近藤は即座に交代。先発は金丸とYASSHI、それでも楽しみな対戦だと言えます。
組み合った金丸とYASSHIはじっくりと手首、腕を取り合う。しばらくすると相手の力量を試すが如く素早い一連のロープワーク→
YASSHIはロープ際の金丸にニールキック。金丸は慌てずサッと横に避けて
事なきを得ますが、YASSHIはロープのリパウンドを利用して無事に着地、睨み合う両選手..。
一見五分の攻防に見えたシーンですが、息を切らしているYASSHIに対して
金丸は口を真一文字に結んで全く息を切らしていない状態。
単なる息づかい一つでさえ、YASSHIとの力の差を見て取らせてしまう金丸、
ノアJrの先頭を走り、旗を掲げ、舵を握ってきた紛れもないJrのトップ選手、流石です。
試合権利者はTAKAと近藤に移ります。TAKAは近藤を抱えようとしますが
近藤は微動だにせず。意地になったTAKAはボディパンチを連発して尚も
ボディスラムを狙いますが逆に近藤のボディスラムを喰らいます。しかし
すぐさま立ち上がったTAKAはお返しのボディスラムに成功。観客も拍手。代わって入ったYASSHIにTAKAは目潰し攻撃や、髪を掴むなどのラフ攻撃で
ペースを握ります。動きの速いYASSHIをゆっくりとした展開に引きずり込むなど
相変わらずの巧妙さ。金丸とのタッグは穴らしい穴が見当たりそうにありません。
この試合、TAKAは自身が目立つよりも、むしろ金丸とVMの対戦のお膳立てしようと
主に補佐に回っていたように感じました。そのTAKAの心配りが何とも憎いです。対するYASSHIもやられてばかりではいない。一瞬の隙を突いてTAKAの股間を鷲掴み。
カットに入ってきた金丸の股間も同時に鷲掴み。腰を振ってアピールするYASSHI。
Jr界でもトップクラスの巧さと強さを持った二人を相手に怯む事も全くなし。
言うなればJr界トップクラス(?)の「下品さ」でYASSHIは対抗していたように思えます。
悶絶してダウンする金丸に向かって「これがbrother YASSHIや!」と自己紹介。
2006年はこういう自己紹介の仕方が流行りそうですね!....流行る訳ないかwそして満を持して登場するのは唯一の現Jr王者の近藤。試合開始直後こそ
金丸の気をいなしましたが、終始「金丸」「ノア」を強く意識していました。
近藤は金丸とタックル合戦、が予想に反してまずは金丸が押し勝ちます。
しかしすぐさま猛然とタックルで反撃すると「Fuck!」とポーズを決め
YASSHIとの合体顔面ドロップキック。更にはバックを取るTAKAの頭を掴み、
無理矢理前方に投げるなど、近藤もJr界随一のパワーで金丸&TAKAを圧倒します。試合は中盤、ここから近藤と金丸の攻防が一挙にヒートアップ。
金丸が垂直落下式ブレンバスターを決めると、近藤も即座にキングコングラリアット!
一回転する金丸。両選手の激しい攻防に観客も拍手と歓声をあげます。
追撃を加えるYASSHI、金丸へ腰振り付きのツームストン→ダイビングヘッドパッド!
何とかカウント2で肩を上げる金丸にVMは合体のプレス攻撃、がすかさずTAKAがカット。
救出された金丸はYASSHIへムーンサルト。しかしYASSHIもカウント3を許さない。
その粘るYASSHIにTAKAのアシストを受けて金丸は観客も驚く程の
渾身のディープインパクト。しかししかし、近藤もギリギリのカットイン。試合はクライマックスへ。YASSHIに止めを刺そうとする金丸と近藤の動きを
防ごうとTAKAが、垂直落下式ブレンバスター&ジャストフェイスロックの
合体スーパードリームコンボ。YASSHIは余力を振り絞ってこれを返しますが、
金丸の切り札・タッチアウトによってTHE END。熱戦に終止符が打たれましたが、
今日は挨拶程度の試合と言った感じだったかな、と。まだまだこの4選手ならば
もっとハイレベルな試合ができるはず。果たして今後、金丸とVMハ再戦する日が来るのでしょうか..。
第五試合
健介○、中嶋対TARU●、SUWA今大会のメイン。健介組は鉢巻きを巻いて多種多様な凶器を持って入場。
半円形の鉾やハンマー、スコップなどを手に持っていた為かTARUも驚ろいた様子。試合はTARU組の奇襲によって開始。早速TARUの鉄パイプと健介の半円形の鉾が激突!
2度ほど「カキーン!カキーン!」と叩き合うと、健介が鉾の部分で
TARUの鉄パイプを捕獲します。TARUの鉄パイプを弾き飛ばすと会場からは大歓声。
続けて健介はTARUの腹部を同じく鉾で捕獲、コーナーに押し詰めます。
何とかSUWAの助けを得て脱出するとTARUはチェーンで健介を攻撃。一気に逆転します。試合はSUWA対健介へ。SUWAは健介の逆水平に対して怯まず攻撃を加える。
今や誰もが仰け反ってしまう健介の逆水平に真っ向から立ち向かうのは大したもの。
ならばと健介はダウンするSUWAへ持ってきたハンマーを振り下ろします。
観客の誰もが偽物を扱っていると思っていましたが、健介がおもむろに
ハンマーを投げ捨てると「ガコッ!」と鈍い音が..。どうやら本物だったようですw試合権利は中嶋へ。中嶋は最初こそ鋭い蹴り、エルボーで優勢に立ってはいましたが、
次第にSUWA&TARUの荒っぽいラフ攻撃に捕まり始めます。
SUWAはパンチ攻撃、TARUはキック攻撃でもって的確に中嶋を攻め込み続ける。その最中、第二試合に出場していた木原が自分の座席の後方に座ります。
自身の知り合いであるお客さんの隣でメインを観戦するらしいです。
木原はTARUのラフファイトを見て「あの赤い(髪)の(TARU)は恐いね..。」
続けて「ジムでは真面目な人なんだよ。」とぼやきます。
隣の知り合いらしき女性は「ねぇ、優しい人なのにね〜w」と応答します。
どうやらTARUは真面目で優しい人のようですよ。今日の自分は座席運が良いらしいwローンバトルが続く中嶋。観客からは「中嶋!」「勝彦〜!」と
次々と声援が飛びます。その声援にムカついたSUWAが五月蝿いと遮る。
されど、尚も飛ぶ歓声にペットボトルを持っていたTARUが観客に水攻撃!
南側前方のお客さんに被弾。後方の木原は「悪いね〜w」と笑いながらも楽しんでいる感じ。
しかしそこはTARU、水をしっかり「霧状」にしていたのはプロの仕事でしょう。
とは言っても実際の濡れ具合は分からないですがね。自分は遠慮しますw何とか中嶋は健介にタッチ。再び健介対SUWAが実現。
健介はブレンバスター3連発をSUWAに放つ。単なる中技と言っても良いはずの
ブレンバスターが健介のパワーで観客をどよめかせる大技へと変貌を遂げます。
更に逆水平を放つ健介。エンジンのかかった健介の逆水平の一発一発に
SUWAの身体は仰け反らざるを得ない。健介は更にキチンシンク→卍固めへ。健介組は各種鬼嫁殺しを駆使して完全に試合をひっくり返します。
試合は健介とTARUに委ねられる。TARUは小島張りにサポーターを外し
ラリアットを狙いますが健介は逆にラリアットを腕に合わせるなどで阻止。
健介は1発、そして助走を付けた2発目のラリアットをTARUへお見舞い。
TARUはかろうじてカウント2でクリアしますが、健介のノーザンライトに轟沈。
試合後マイクを持った健介は会場を見渡すと「今日はお祭りみたいじゃないか!」と
アピールし、ノーサイドで全員リングに集まろうとVMにも話しかけます。
VM勢は一旦引き上げますが観客の声援あっての事か、SUWA以外リングへと戻ります。YASSHIがマイクを持つと、本日の主役である藤永氏を再度リングに呼びます。
YASSHIは金の掛からないラップの他に金の掛かるプレゼントを用意している模様。
リングに青いシートが敷き広げられます。そして持ってきたのは普通サイズのケーキ。Ring Soulが誕生して7年という事で誕生日ケーキを買ってきたようです。
自腹を切ったとカッコつけるYASSHIですが、後で「全員から1000円貰う!」と
言い出すと全員が詰め寄ってクレーム。それは流石に高いでしょうからねwそこでYASSHIが音頭を取って会場全員で「Happy Birth Day」の歌を熱唱。
感激する藤永氏。YASSHIはVMでもハッピーエンドで終われると豪語しますが、
最後の最後にケーキを藤永氏の顔に押し付けバッドエンドを演出。
しかし藤永氏は顔をケーキで汚しながらも、健介達に胴上げされて
ご満悦と言った様子でした。これにて本日の興行は終了です。
感想観客は立ち見もしっかり出て満員。年齢層は若く、女性が非常に多かったです。
入場させるのに手間どっていたのと休憩時間が20分もあったというのを除けば
良くできた興行だったと思います。問題点は次回にはしっかり改善して欲しいです。後、Ring Soul Liveという興行が初回だった為に、お客さんも
どうノればイイのか分からなかったのでしょう、残念ながら
熱が上がり切りませんでした。何と言うか温かったです。
それにしても、よくこれほどのメンバーを集めたものです。
4/28開催予定のvol.2でもこの調子で頑張って欲しいと思います。
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