ノア 2011年11月3日(木)
宮城・仙台産業展示館アズテックホール大会観戦記
【がんばろう宮城! がんばろう東北! 東日本大震災復興支援大会】


投稿者:まるさん

観衆:1050人



「GLOBAL LEAGUE2011前夜祭」 仙台産業展示館アズテックホール

【第1試合/シングルマッチ】
小川良成vs平柳玄藩
予習に見た動画と全く同じ試合展開。でも魅せる巧さのある2人。
アメリカンスタイルが面白かったです。小川は秋山と三冠戦してほしいなぁ。

【第2試合/6人タッグマッチ】
鈴木鼓太郎&青木篤志&石森太二vsリッキーマルビン&シェインヘイスト&マイキーニコルス
シェインは伸び伸びとしてていいですね。定着してほしいです。
マイキーは一枚劣る印象。
石森は終始捕まる展開でしたが、最後は地元の声援に支えられて白星を掴みました。

【第3試合/Aブロック公式戦】
森嶋猛vs金丸義信
ゴング開始早々奇襲を仕掛け、ブレーンバスターで投げ切り喝采を浴びる場面も。
森嶋の突進は低空ドロップキックでストップも、終盤は低空ドロップキックを雄叫びで耐えた森嶋がラリアットで金丸を一回転。これをカウント2で返して盛り上げるも落差十二分のバックドロップで勝負ありです。
バックドロップを引き出した金丸の粘りに拍手。

【第4試合/Bブロック公式戦】
KENTAvs谷口周平
谷口が試合終盤に出したのですが、フィッシャーマンから前に落とすのは新技でしょうか。
気迫と声は伝わってくるのですが、畳み掛けるべき場面で棒立ちになる姿もあり、ダメ出しは止むを得ませんでした。
声援を無駄にしないでほしいです。潮崎とのシングルを看板にしなきゃいけないんだから。

【第5試合/タッグマッチ】
小橋建太&佐野巧真vsモハメドヨネ&井上雅央
入場時の小橋コールが凄かったです。
動けないながらも声援に応えるようにマシンガンチョップ、ハーフネルソン、ローリングクレイドル、ラリアットと全力ファイトの小橋。
それに雅央ワールドが違和感なく溶け込み、佐野とヨネも奮闘して相乗効果が生まれたイイ試合でした。
試合後も小橋コールに沸きました。

【第6試合/Aブロック公式戦】
高山善廣vs吉江豊
予想通りの大味な試合展開でしたが、やはり巨漢同士のぶつかり合いは画になりますね。
高山はキックの威力こそ衰えましたが、フィニッシュのエベレストは申し分なくかったです。
多くのレスラーは年齢と共にスープレックスのブリッジが崩れていきましたが、あのトシで、しかも吉江相手にあの美しいジャーマンを放ち、ガッチリとホールドできる高山は凄いなと思いました。大味な試合をジャーマン一発で見事に締めました。

【第7試合/Bブロック公式戦】
杉浦貴vs齋藤彰俊
試合は激しいエルボー合戦でスタート。
中盤は杉浦が彰俊の右腕に狙いを定めて集中攻撃です。
やがて好機と見た杉浦がジャーマン、ドラゴン、と畳み掛けるもカウント2で跳ね返した彰俊は、裏落とし2発。
しかし激しいビンタでニーダウンした彰俊に杉浦が四方に走り込んでのランニングニーを放つも、気合いで倒れない彰俊に投げっ放しジャーマン、急角度バックドロップ。
2発のオリンピック予選スラムもカウント2で跳ね返すと場内は大騒ぎ。
ガチガチと音のする激しいエルボー合戦に打ち勝つと、コーナーに座り込んだ杉浦にランニングしての串刺しエルボー。デスパニッシュ。
再び激しいビンタ合戦になるも彰俊はスイクルデス2連発。これを杉浦はカウント2で跳ね返す。
そして物凄い角度のデスブランドでカウント3。
試合後は「仙台、東北のみんなに元気をもらった!俺は東北のみんなに元気を与える!」とマイクパフォーマンスして大彰俊コール。
ビッグマッチのメインでもおかしくない試合内容でした。

【第8試合/Aブロック公式戦】
潮崎豪vs秋山準
三冠ベルトを持参した秋山は大人気。対する潮崎もGHCベルトを巻いて早くもバチバチ。
静かな立ち上がりから、往年の三沢小橋を彷彿とさせるような、フライングメイヤーからレッグシザーズの反復攻防で歓声を集めます。
やがて打撃戦になると、潮崎の正回転ローリング袈裟切りが秋山の頬に当たり、秋山は凄いスピードで場外へエスケープして激しく痛がります。どうやら芳しくない当たり方だった模様。
ここから潮崎がネックロック、三沢式フェイスロック、袈裟切り、ダイビングニードロップで一点集中攻撃。
これを凌がれ、再びコーナートップに上った潮崎。 これを見た秋山はすぐさま追いかけ、一撃を加えると潮崎の左足を掴み雪崩式ドラゴンスクリュー。 うずくまり悶絶する潮崎にスライディングしての低空ドロップキックで場外に蹴り落とす。
更に秋山は場外で潮崎を水車落としに抱え上げ、走り込んで鉄柱に左足をぶつける。
エプロンサイドに上がった潮崎を追いかけると、今度は奈落式ドラゴンスクリュー。
一点集中攻撃のバリエーションの多さでは秋山が何枚も上ですね。まるで98年の小橋秋山の三冠戦のよう。やはり秋山はこうでなきゃイカンです。
リング内に戻ると秋山は足4の字で締め上げます。潮崎はチョップに活路を求めますが、左膝のせいで踏ん張りが利かず、なんとかペースを掴みかけても左膝を蹴られる度に攻めが止まります。
場外鉄柵ホイップでは五分。
エプロンサイドの攻防に移ると秋山がランニングニーで潮崎を蹴り落とし、場外エクスプロイダー。
場外カウント19で生還した潮崎に秋山がランニングニーからカバー。カウント2.9。
ダブルアーム式DDTから再びランニングニー。そしてエクスプロイダー。ここら辺の一気呵成のスピードに満ちた攻めも秋山の魅力ですね。
これを跳ね返すと、ランニングニーを狙い走り込んだ秋山にカウンターのラリアット。もうこの頃は秋山コールと潮崎コールが交錯して大歓声でした。
25分経過したところで打撃戦をエルボーで制した秋山がフロントネックロック。ほどいてカバーも潮崎は跳ね返す。
残り時間3分で潮崎がゴーフラッシャーを決めるも秋山は返す。
秋山が再三のエクスプロイダーからリストクラッチエクスプロイダーを決めるもカウント2.9。
最後は秋山がスタンディングのフロントネックからランニングニーを炸裂。カバーしたところで試合終了のゴングです。

【総括】
観客の入りは7〜8割。
東北は観客が温まるまで時間がかかる気質なので、盛り上がるか心配でしたが杞憂でした(笑)
仙台で幾度となく全日本およびノアを歓声してきましたが、満足度ではダントツでしたね。素晴らしい興行でした。 MVPは試合内容と結果で観客の心を鷲掴みにした彰俊でしょう。
こういう興行を続けられたら観客動員は戻せると思います。