ノア 2007年8月31日(金)
広島グリーンアリーナ大会観戦記


投稿者:MASSIさん

観衆:2500人


ということで行ってきました広島グリーンアリーナ大会。最近仕事が忙しく、平日の地方大会などに行っている時間がありませんでしたが、今回はジュニアのタイトルマッチがあるということで、仕事を切り上げて行ってきました。ちなみに前回の観戦記は2003年ですから投稿は4年ぶりですね。その間プロレスは見ていたのですが、転勤2回引越し3回と繰り返しているうちに連絡がとりづらくなっていました。常連の方もかなり入れ替わっているようですが、今後ともよろしくです。

ここ広島グリーンアリーナに行くのは4月に引き続き2回目ですが、最近の人気下がり傾向のためか小アリーナでもなかなか満員になりません。満員で2,000人ほどのホールですが、今回は約8割の入りというところでしょう。ただし、タイトルマッチ・リーグ戦とあるせいか、前回よりはアリーナの椅子列が確実に多く、その効果は確実にあったと思います。ということで、観戦記(というか感想ですがw)いってみましょう。

@○ロッキーロメロ&アンティファス&イステリア(頭部へのキック)オリエンタル&ラレド・キッド&●伊藤旭彦
さて、今回のシリーズですが、昨年同様メキシカンを呼んでのシリーズということで、休憩の曲もラテン系の曲が流れてます。だけど、第1試合に全員入れてしまうって、呼んだ意味あるのかしら?試合のほうですが、オリエンタル以外全く知らないメキシカン。しかも皆同じようなマスクをかぶって全く判りませんでした。動き的にも目を見張るようなところもなく、私のマスクマンは選ばれし者なんて考えは古いのですかね。伊藤の頑張りは目に付きましたが、第1試合に全員押し込まれた理由もわかりました(苦笑)。

Aソルーフ&○館長(丸め込み)橋&●百田
初めて見たソルーフですが、体の大きさの割に動けますね。今までのノアの留学選手の中では一番良いのではないでしょうか。橋は大きなソルーフに打ち負けないよう頑張ってました。けど、橋はもう頑張っているということを売りにしていい選手じゃないんですけどね。(しかも相手は新人みたいなものだし。)もう同期の森嶋や丸藤とは違う世界の住人ですね。しかし、丸め込み合戦で館長が勝つところを初めて見た気がします。

B多聞&●菊池&潮崎(回転エビ固め潰し)彰俊&○雅央&相島
広島で彰俊といったら幻霜ポーク。今回も懸かってました。試合は中年組のコンディションが悪すぎ。菊池と雅央は腹に大きなバンテージ。多聞の調子も負けず劣らず悪そうで、そんなに調子が悪いなら、今日も平柳、太田とか出られない若手もいるんだから代わりに出してあげればいいのに、というような試合で非常に眠くなりました。そんな中でも豪の調子の良さは特に目立ちました。潮崎も小橋の真似と散々言われたけど、本人がいない今、これだけの気迫を出せる選手はあまりいませんので、もうそろそろ一つ上に上げてもいい感じでしょう。試合は予想どおり彰俊組が勝ち、相島が幻霜ポーク九州普及委員長に任命されていましたw。

C三沢&●谷口(筋肉バスター)○ヨネ&丸藤
今日は豪華です。弟4試合で三沢と丸藤を出してしまうなんて。ま、後はリーグ戦にタイトルマッチですからね。今回も入場時の三沢コールが今大会最大のコールでした。歴史がある選手は違いますが、ならちゃんと仕事しろよ!といういつもの三沢でしたね。今のノアの一番の弱点は知名度、人気が一番ある三沢が動けなくなってるということではないでしょうか。1分だけ出てきてエルボーで蹴散らし、若手とタッチ。三沢と田上には最近ほぼそうしたシーンしか印象にないです。谷口は孤軍奮闘。ジャーマンも良いので、潮崎と切磋琢磨して名ばかりのトップは追い抜くつもりで頑張れ。

D秋山&田上&○金丸(垂直落下ブレーンバスター)高山&佐野&●青木
普通の地方大会であったらここがメインイベントですね。秋山と田上が組み高山とぶつかる。期待はありましたが、いかんせん高山のコンディションが悪すぎました。ダブルアームが崩れたりハイキックで足が上がらなかったり、この様子ではまだシングル戦線は無理そうです。代わりといってはなんですが、青木が良く頑張りました。このメンバーに入ると小ささが目立ちますが、自分の特徴がわかっている選手は違います。足で秋山・田上をかき回し、一瞬の腕ひしぎの入りもいい。今のノアジュニアにはこういうタイプがいないので、鼓太郎の良いライバルとかになれそうです。しかし、橋はこのままでは青木にも抜かれますね。試合は粘る青木を金丸が垂直落下で片付けました。

E△森嶋(時間切れ引き分け)△杉浦
きつそ〜な試合でした。これだけハードな試合を地方でやってしかも引き分け。結果だけ見たらかなり厳しく言われる。三沢のリーグ戦嫌いを代弁するような試合でした(苦笑)。10分経過までは森嶋の一方的ペース。杉浦は何もできず、このまま終わってしまうかと思われたところで、エプロンからのダイビングヒップアタックを受け止めてそれを投げ飛ばしてから様相が変わりました。ただ、要所で杉浦頑張ってましたが、最後は負けてしまうだろうな〜、という展開でしたので、引き分けは驚き&大健闘といっていいと思います。特に20分からはいつ決まってもおかしくないような展開で、バックドロップも出ましたし決して森嶋が攻めあぐねてたというわけではなかったです。30分終わった後も不満の声は上がりませんでしたから見た印象は全然違うと思いますよ。ま、最初の10分で森嶋がなぜ決めなかったと言われればそのとおりでもありますが。あとリーグ戦ですが、シリーズ開始からの連戦で終わってしまう選手と、後半からまだ一試合もやってない選手が混在するというのは明らかにおかしいです。優勝決定戦方式の改善は良かったですが、日程的に先に脱落者が決まってるって、トーナメントじゃないんだから。ここは改善の余地ありですね。ただ、シングルの試合経験という点では今回の試合みたいなのはいい経験になると思います。

F○鼓太郎&マルビン(ブルーディスティニー)KENTA&●石森 王者防衛
いい試合でした。流れ的には王者有利も、KENTAがジュニアに戻った以上看板もほしいでしょうし石森もノアに定着してきたので、私の事前予想は5部5部か王座移動ありと見ていました。試合は予想通りのノンストップバトルが何と30分をも越えても続いたのには驚きました。タイプ的には鼓太郎、マルビン、石森は同じ系統のアクロバティックな技を連発するので、ともすれば技の博覧会になりがちですが、やはりKENTAが一枚加わると違います。特に中盤の鼓太郎との張手合戦では、KENTAのすごい強烈な張手が入りその後もずっと気にしていたので、一撃で鼓膜がいってしまったかもしれません。そんな激しさのなかでのノンストップバトルですから盛り上がらないはずがありません。こんな地方大会で何回も重低音ストンピングが起こるとは思いもしませんでした。最後は何回もの分断合戦の後、粘る石森を鼓太郎がしとめましたが、惜しみない拍手が送られました。また、事前に大舌戦を展開していたKENTAも握手で応え、ノーサイドの清々しい幕切れでした。ただ、自分が気にしていたのは石森選手で、また今回も負けてしまいました。しかし、石森はここ一番になると凡試合をしてしまうところがありましたが、今回は本当に気持ちも乗ってて今までで一番良かったです。これを続けていけばファンもついてくるでしょうね。

ということで、かなり満足の大会でした。毎回地方大会でこうした大熱戦をやればファンも戻ってくると思いますが、それでは選手のほうがもたないのではないかとも思った大会でした。確かにノーTVらしく、カメラ用照明はありませんでしたが、2階席に実況思しきテーブルとリング下には移動カメラマンが一人いましたので、SAMURAIは入っているのではないかと思います。いい試合でしたので、もしかすると日テレが買い上げて少し流すこともあるかもしれません。
次がいつかはわかりませんが、また見に行きたいと思った大会であったことは間違いありません。