2006年7月8日 K-DOJO
CLUB-K SUPER another in OSAKA
IMPホール大会観戦記

投稿者:天笠さん

観衆:410人


 大阪京橋のIMPホールでKAIENTAI−DOJOやってたので行ってきました。
 京橋は川隔てて松下とナース女学院(20分5000円)が向い合う混沌としている街ですが、それだけにインディーズの空気がよく合います。

 勿論今回が初観戦で、今や全日本の顔的存在の代表以外はせいぜいお船ちゃん程度しか出てきません。今はいねーし。

 他団体と比較して面白いところ。

@リングアナの異様なテンションの高さ
A女子レスラーが普通に男子に混じって試合する(ミクスドマッチにあらず)
Bセコンドの異様なテンションの高さ
Cダビングサービス(試合を定点カメラで録画したものをダビングしてくれるらしい。選手の研究用?)

 千葉じゃ料金後払い大会とかもやってるそうな。


1:房総ヒーローズ&DJニラ VS SUPER X&山縣優&稲松三郎

 DJニラは名前だけ知ってる。大森さんとやったんだよね、確か。ブラザーとか市ちゃんのポジションだったか。
 マスクマンは三人は結構良い動きながら、ほとんどDJニラの独演会。でも三分強の試合時間で、ちゃんと起承転結でオチに漕ぎ着けられるのは何気に凄いと思う。
 お約束知らんでも笑えるのも○

2:PSYCHO&バンビ VS 十嶋&小幡

 またしても知らない選手たち。これまたサイコだけは聞いたことある。TARUみたいなカラコン入れてるからてっきり怪奇派だと思ってたら、相当なテクニシャンだった。
 それ以上に小幡の超滞空ミサイルキックが凄かった。まリングが狭いのもあるんだろうけど、高い・遠い・長いの三拍子揃い。これだけなら丸藤に匹敵する。
 そしてそれ以上に男ふたりにボコボコに攻められるバンビのやられっぷり強烈。エロ過ぎ。そんな性癖ないんだけどねぇ。

 最後はサイコのスワンダイブのスワントーンボムで終了。あまりにもヒョイとやってしまうので、うまくテンションが乗れなかったのは初心者の悲しいところ。



3:ヤス・ウラノ&Mr.X&マイク・リーJr. VS 柏大五郎&石坂鉄平&MIYAWAKI

 誰一人知ってる選手がいないけどクオリティ高えw

 ストーリーラインがどうなってるのかよく分からないけど、関係なく楽しめました。柏や石坂はどう見てもコメディリリーフの役柄ですが、とりあえずでかくてむさい男たちが超高速でお笑いと大歓声を振りまく好試合。選手たちの「楽しんでもらおう」って意識を感じた。
 二転三転の乱戦の中、MIYAWAKIが裏DDTみたいな技で白塗りのマイク・リーを抑えて勝利。

4:真霜拳號&筑前りょう太 VS 大石真翔&旭志織

 筑前って魔界2号か。真霜はライガーとシングルやって評価されたような記事を読んだような覚えがある。
 296がついてるのでどうやらヒールみたいだけど、反則もあまりしないし、田中将斗とかあの辺のキャラみたい。

 相手方の二人は結構なイケメンで技も華麗だったけど、ウェイトと共になんか技が軽いんだよなあ。

 今までとはちょっと違うバコバコのハードヒット。なるほど、こっち方面は真霜・筑前が担当らしい。イケメンが感情を表に出して向かっていって、それを真正面から蹴り倒すような。
 女性ファン絶叫かと思ってたら、意外に人気は筑前。なぜ?

 本当にえげつない顔面蹴りから変形の羽折脇固めで真霜が旭からギブアップ勝ち。


5:TAKAみちのく&TOMOみちのく VS アップルみゆき&YOSHIYA

 凶器公認エニウェアフォールのWEWハードコア選手権試合なんだと。大仁田みたいな血デロデロ試合グダグダの想像してたら、めっちゃコメディな展開で拍子抜け。
 凶器も竹刀椅子はともかく、フライパン・水鉄砲・ラケット・釣竿・TAKUみちのく(凶器扱いらしい)……

 あとで代表のブログを見ると、凶器の大半は道場近辺の100円ショップで購入したものだそうな

 これまた前の試合とは良い意味でハチャメチャ。拳銃で果し合いしたり、バックステージに消えたTAKUを代表が釣り上げようとしたり、なぜかサイコが釣れて来たり……
 アップルみゆきが放ったジャーマンで、代表がゴミ箱の角に頭ぶつけたときにちょっとヒヤッとしたくらいか?

 椅子盛のTOMOの上に、YOSHIYAが嫌がるアポたんをラストライドで叩きつける自爆技で見事、ベルト奪取に成功。
 
 やっぱりあれだ、TAKAのテーマはテンションがあがるな。

6:J.O.E“ザ・ハンサム”ジョー VS 火野裕士

 本日のベストバウト。これがKAIENTAI−DOJOというなら、この団体は相当レベル高いと思う。

 今まで漠然と、「単純な技でも大切に使っていくのがここの売り」だと思ってましたが、ハンサムジョーと火野二人合わせて、使用した大技と言えばブレンバスターとかジャーマン、裏投げ程度です。
 あとはほとんど殴る蹴るやタックル、逆エビとかフルネルソンで組み立てられて、それでいて全く飽きることなく、試合に没頭してました。

 ハンサムジョーはルックス的には到底カッコいいとは言いがたいですが、それでも格別華麗な技を使うわけでもないこの選手に、
「ハンサムゥゥゥゥ!!!」
 と叫んでしまいます。

 本人たちの技量ももちろんですが、それと同等に会場の雰囲気作りが最高に良かったですね。空気が読めない、空気が読めるの一歩上として、自ら空気を作る。
 セコンドたちが常に声を出して、会場を盛り上げてたのもひとつですし、それまでの試合で客が十分に温まっていて、それでいてなお盛り上がれる余力を残していた。

 ラストは緊迫感のあるコーナーの攻防から、火野の横面を蹴り飛ばしたジョーの奥の手。正直、ここまで説得力のある雪崩式ブレンバスターを見たのは初めてです。かなり久々に、立ち上がって「1、2、3!!」の大合唱やりました。


 自分の観戦じゃ珍しい全試合ハズレなし。
 多分毎回こうというわけじゃないだろうし、初観戦なのをさっぴいても十分楽しかった。 休憩時間とあわせて、全選手が売店でサイン会をやるってのも、小規模団体ならではのファンサービスでよろし。

 でも、きっとこの団体は主催興行をライブで見て初めて真価を発揮できるような気もする。特にハンサムとかは、単品で他団体に行っても受け入れられるとは到底思えん。
 でも他団体で受けるのと、自団体で最高のパフォーマンスを見せるのと、どっちが上かなんて比べられないしね。

 もう2ヶ月もすれば生観戦から足が遠のくので、それまでなるべく楽しもう。はあ……子供が出来たらどうなることやら。